Mar 31, 2013
ぷちけっと
先週のように48Gのイベントを優先してサボっていると、同人誌即売会のレポートを書くブロガーがさらに減るからではなく向かった蒲田、夜の雨に散った桜の花びらたちに趣を感じながら八幡神社に詣でてから潜入したPiO。
ケットコムにしては安価な500円のカタログを館内で買ってから並んだ一般待機列の先客はおよそ180人、もう11時24分だとはいえ結構多いね。女性も多いね?
その理由が判らない馬鹿が凍えながら、ていうかこの寒さは何だ冗談は止せ四月馬鹿は明日だろうと薄着であることを後悔しながらマッピングを済ませてオーダーを確認して、ガラスの壁面沿いの凹んだところに形成された列はペナでありますように・・・と祈って、今日は横浜でアイドル活動をしているSKE48の状況をネットで確認していた11時53分、
「まずアイカツ!に行く人はどれくらいいますかー?」
スタッフさんが上げた声に対する挙手は相当な数、一般待機列に広がる爆笑。
そんな光景に、そこまで旬なジャンルだったのか・・・ならパシフィコに行けやと思っているうちにはじまった予備移動、そして12時。一般参加者の行軍が大展示ホールに呑み込まれる様子を入退場口の前でヲチしている、最近更正した@++さんに手を振りながら入場するや、半面だとなんか寂しいねと左を一瞥しながら右折、初動で向かうはみつどもえ!古参には旬とかなんとか関係ない!(老害ともいう
と、すみからすみまでのコピー誌をまず捕獲。アイカツ!最高!と己を鼓舞してWICKEDHEARTの最後尾に並んでからぺ○ぺただん。がいるわけがないことを確認して外周を引き返せば、なんででぃれ~だーのスペースに人が( ・ω・)?
ていうかアイカツ!の外周、使用していないホール半面沿いに最後尾札が浮かびまくって列がとぐろを巻いている状況は気圧されるというもの、謹んで遠ざかったのは正解でたまこまーけっとでの新規開拓、コピー誌がラスト3冊だったとかいいことだけど。最近はそんなヌルい立ち回りばかり、こんなことじゃ
あっちゃんになれない!センターノヴァにはなれない!(時事ネタ
から今日は1年ぶりにスケブも持参した次第、気合は入っていたはず!とアイカツ!に特攻、古参だから猫娘亭に並ぼうね☆ミ と新刊とおまけのコピー誌を確保して、中の人が来たけど今から折るのか→巡回→うん?なんでもう3~4人の列が?→コピー誌じゃないのか( ゚Д゚)!と結構瞬殺だったぺたぺ○だん。のペーパーもタイムリーに捕獲。
ていうか意外に油断できない、ニコチンやコーヒーの摂取に行っている場合では・・・だったけどこれでミッションは大体終了。ひと息ついたりニコチンやコーヒーの摂取をしたり、@++さんと合流して
@++さん 「1~2話はキ○ミーベ○ベーだけどな」
私 「そんな●いアニメだったんですか」
とか謎の会話に勤しんだのはスケブをお願いするタイミングを測っていたから。単行本はもちろん、同人誌もほとんど持っているサークルさんに描いてもらえたら・・・と、アイカツ!の焼け野原っぷりに感心しながら徘徊している最中に偶然出くわした13時24分からのP○tite*C○risierの無料配布に、今日来られなかった人が欲しいはず(未確認)と乱入した奉仕の精神(未確認)のおかげで・・・・・・スケブを受けてもらえたよ!
で、あの、その、あの、キャラはソーニャでお願いします!><
というボケ、時事ネタは今日はそんなオンリーはないのでやめておいて13時32分にいったん退場。京成蒲田の商店街で買いものをしてCaffe di PiOで軽食を取って、謹んで頂戴したスケブのエ■いイラストにニラニラしながら14時30分に撤収。さて、来週は握手会だから散髪をして帰ろうか!
Mar 20, 2013
「スキ!スキ!スキップ!」全国握手会関東
正式な発売日に全握とか何事( ゚Д゚) と日程が発表されるや関東在住の豚骨ヲタは憤るも通販サイトはがんばった!連絡が遅かったH○V□ーソンも赦すとしよう・・・物流業者さんもありがとう!
というのは結果論、配送が間に合わないかもと週末名古屋に行く気満々でありながら、前夜に私用とのダブルブッキングが判明してぎゃー( ゚Д゚) 関東救済イベント用に1~2枚残すつもりはあったから、枚数は揃ったからやっぱよみうりランドに行こう!9時を回った頃に着けばいいよね?と意気込むも盛大に二度寝、調布を通過しているべき時間に起床してぎゃー( ゚Д゚)
グッズ販売の第1部、生写真が早々に完売て凄ぇ・・・と地下板を傍観しながら「初回握手券付座席指定券」に交換したのはだから10時57分、Bブロック9列はやむなしだけど端にならなかっただけ上々。
そして11時36分、さっしー&めるるの影アナに高まるオープンシアター。めるるの「もうちょっと待っといてね~」に、うん、待ってる☆ミ と思ったのは束の間、ミニライブがはじまったのは11時41分、「overture」からの「スキ!スキ!スキップ!」。
そのあとのMCで、「こんなに来てくれるなんて思わなかった・・・」とさっしーがいきなり泣き出したことは、文春スキャンダルから追いかけて豚骨ヲタになった身としては感慨が・・・・゚・(ノД`)・゚・
でも、あーにゃの「めんたいこ!」に「関東だとまだウケてもらえるんだ」と速攻でツッコむさっしーはトーク力全開。そんな自己紹介コーナーで殊更に盛り上がったのは昨日が誕生日だったさくらへの、会場全体での「ハッピーバースデー」の合唱。今日はさくらの日だよ!(伏線
全員の自己紹介が終わったあとの企画、司会役のさっしーがアシスタントを選ぶ抽選で、「あ、『村』の字が見えたからやり直し」と箱から紙を引き直したらさくらだったしね。(これも伏線
その企画はと言えば、メンバーが上げる大声を騒音計で測って1位を決める「大声センター」。その最中、ここで感極まっためるるが唐突に泣き出したことにさっしー曰く、「村重がいま1位なのがそんなに嫌?」→会場大爆笑。そう、これがさっしーだ!
で、1位は結局はバラエティー班でちょり。インタビューの途中で「サプライズなゲストが来ています!」とさっしーが声を張り上げたので、え?まさか本店が?と思うも「井上陽水さんです!」。これも関東だとryじゃないか?w とかやったあとはライブの再開、曲はと言えば話題沸騰の
さくらがセンターの「大声ダイヤモンド」!
もう、ね。会場は高まるしか、ね。
そうしてセットリストが「初恋バタフライ」「HKT48」と続いたあとの企画は「こんなセリフあんなセリフ言っちゃいまショー!」。「可愛い系」「ツンデレ系」「お笑い系」「その他」の箱から紙を引いて、メンが握手会で言うセリフを提案するというもの、これも初めての全握ならではだね。
めるるの「私が推しメンじゃないんですか?それ♪でも♪好っきだよ♪」が「お笑い系」だったのでさっしーが「やめてほしい」と呟いたり、もりぽの「あんた何しに来たのよ?嬉しいけど」は貫禄だよなと感心したりしたこのコーナー、ツンデレなつが戸賀崎総支配人の裁定によって優勝したあとの最後の曲は「お願いヴァレンティヌ」。
そんなミニライブは12時40分に終了、拍手の中を退場するメンバー。さっしーとあーにゃは「めんたいこ!」をやりながら引き上げたけど、ほどなくはじまったフォトセッションでも会場全体で「めんたいこ!」とか徹底してるなあ、と喫煙所やトイレに行ってひと息ついたあとは握手会、メンバーが再度登壇したのは13時30分。ていうか発表されたレーン分け、ぽんこつレーンやバラエティーレーンにはウケたけど、
めるみおの4番レーンはさっしーを凌ぐのでは?
と思うも流石にそれはなく、私のブロックが誘導された13時58分の時点では、さっしーまいちゃんの「1番レーン以外に行く方は階段を上がってくださーい」と規制が入る状況。流石。
そんな1回目の握手で私が選択したのはなおとさくらの3番レーン、
私 「デビューおめでとう!ピアノ楽しみにしてるよ!」
南 「ありがとう!」
私 「いろいろおめでとう!大声(ダイヤモンド)よかったよ!」
咲 「ほんと!?」
ていうかこのあとの握手、「おめでとう」ばかり言ってんのもなあ・・・とぶつぶつ思いながら退場して14時09分、ここで並ぶのが躊躇われたグッズ販売列の最後尾に。並んでいる途中で「指原さんと朝長さんのストラップとチャームは完売でーす!」とのアナウンスが聞こえてきて、まあねえorzと思ったり、次に完売したのがキャップのチャームだったので和んだりしながら、さくらとめるるのチャーム、クリアファイル、そして完売間際のランダム生写真セットを買ったあとは屋台で軽食をとって、手を洗って。
1回目の握手を待つ間に引き換えた4枚の「握手整理券」は6800番台、「1番から7000番までどうぞ!」とコールされた15時48分、まず向かったのは4番レーン。まず和んでからにしよう、と思ったからだけどネタが吹っ飛んだ挙げ句めるるに「二度目まして!」とか寒いことを言っていきなり事故気味orzながら、
私 「お疲れさまー!おばあちゃんによろしくw」
美 「あははーありがとうございますw」
顔をくしゃくしゃにして手を振って笑いながら見送ってくれた、みおの人気が爆発してることが理解できるよ・・・と和みながらニヤニヤしながらスタンドを回り込んで、引き続いてはバラエティーレーン。しなもんに「影が薄すぎて影が薄くなかったよ」とほざいたあとこそが本日最大の事故。それは、ろくでもないギャグはいくらでもほざけるメン相手に「え?これ誰?」と認識できなかったことが所以で、実物の
ちょりはこんなに可愛いのか
と絶句したこと。おめでとうとかなんとかどうにか口走ったけれど、これは醜態・・・とか動揺している場合じゃない、これは全握!ここは4人レーン!
私 「ズドラーストヴイチェ!」
杏 「!Здравствуйте!ありがとう!」
まあベタって言えばベタだけど持ち直したので、わかはるに「バラエティー班お疲れさま!」とかほざいて締めはもちろん1番レーン!この時点、隣のぽんこつ2番レーンが凄まじい長蛇の列で、ああ、みんなもうさっしーと握手しているからだな・・・と思いながらほとんど列のない1番レーンに到達して、「さくらたんとの対決面白かった!」とまいちゃんとまず握手。さっしーに「お疲れさま、プロデューサー!あと少しがんばってね!」と話しかけて振り返ればうしろには誰もいない・・・柵で通路を塞いでる・・・ということは、
これって鍵閉め?(違います
そんな16時09分、さっしーが休憩に入る直前に握手を済ませて撤収。
「握手整理券」はもう1枚あるけれど、これは初めての全握の記念に取っておこう、って。
そうしてゴンドラと京王線とJRを乗り継いでまず秋葉原、もう1枚のType-Aをソフマップで引き取ったあとは銀座に移動、そして降り出した雨を避けて入ったビアホールで粛々と地下板に入り浸っていたら・・・え!「スキ!スキ!スキップ!」が
初日20万枚!?
ネタか?ネタなのか?とそこここのスレッドを追えばはたしてガチ。今日までがんばってきたメンバーと、応援してきたファンのみなさんに思いを馳せれば目頭が・・・文春スキャンダルからさっしーを追いかけて豚骨ヲタになった身としては感慨が・・・・゚・(ノД`)・゚・
だからビールをおかわりしてひとり乾杯した、そんな最高な春の日でした。
Mar 17, 2013
スーパーヒロインタイム2013春
蒲田八幡神社に参詣して、世界平和と同人誌を買い損なわないことを祈ってから向かうのがPiOの即売会。
敷地に入るや行軍が見えて、その最後尾について駐輪場の奥へと進んだのは10時02分のこと。2列縦隊の一般待機列の3本目、前から1/4くらいということは現時点で300人くらいかな?
みんな判っているからこの時間帯の列の延びは凄く、1本目と2本目の列の向きが同じだから、どうか1本目はペナを喰らいますように・・・とみんなが祈る(未確認)のがぷにケットの即売会。
とはいえ今日は薄荷屋を買ったあとはなるようになれ、というスタンス。スーパーヒロインタイムはやらかすジンクスがある私に期待しないで~と、参加できない人からの発注にプレッシャーを感じることもないままに、10時32分に小展示ホールで開幕する人が列から抜かれ、10時48分には1本目の列からの予備移動がはじまって。
そして11時02分に大展示ホールからの拍手が聞こえて、さあ!篤見先生への忠誠心を!
と入場するや右に折れて吶喊した薄荷屋の列は・・・駐輪場側の外周か!とひったくるように受け取った最後尾札は光速でリレー。みるみる蛇行する列の向こうに見える、ダンボールでぞんざいに作られた最後尾札はTHE FLYERSか、って混ざってないか?
ホール奥の壁沿いに並べればいいものを、なぜスペースの右側に延ばした?最奥地(by 篤見先生)では館外に列を逃がしてのパケット移動とか辛いだろうに、と思っていたら「はい、手を上げて移動してくださーい!」と引き回しのはじまり、はたして列は壁沿いに・・・はいいけど、さっきはみんなもらってた
ビスコは配布終了ですか(´;ω;`)
判ってないことにしてペナ覚悟で来ればよかったとか結果論、めげている場合じゃないのですみからすみまでから戦闘を続行、ザフラを捌いてa-t○ackの不在を確認して向かった外周、館外に列を逃がしているここは・・・最後尾札はないけどたぶんでぃれ~だー。違ったらいい馬鹿だけど、みんな戸惑っていたけれどつつがなく正解→ぷり桃→天然石→Points→とらっくりすこ→珍譜堂と逆側を一気に掃討、
出入口のそばのPalePink!も捌いて時すでに11時31分、転戦するけど嫌な予感しか!と急いた気持ちを見透かすようにスタッフさんが、「右側通行で追い越しは禁止です!」とアナウンスしている階段を上って小展示ホールに突撃して、まずはオロリヤ鉛筆堂・・・ポストカードは配布終了なのかなあ。
そう訊くのも気恥ずかしいので速やかにまどマギゾーンに移動、ねた屋に新刊がないことを二度訊いて、ティンクルスターのスクールカレンダーも配布終了か・・・とぐれたけどマミさんだしまあいいやとまどほむ&さや杏エリアに移動。Lucky Chance!からForest Villageまで殲滅したならジャンル愛でもってこの一帯を全巡回、してたらす茶らか本舗を忘れていたことが判明してぎゃー( ゚Д゚)
全巡回って大切だね!thprと思いながら11時44分に小展示ホールを退場、大展示ホールもぞんざいに全巡回してチラシ置き場の物色をしてニコチンの摂取に向かったのは11時55分。無料配布がことごとく駄目だったけど、本の買い損ないはないから・・・と気を鎮めてから12時01分に大展示ホールに再入場。
千本桜の突発コピー誌とかないかなあ、とミク島を丹念に巡って、たぶんまだだろうけどねと向かったa-tr○ckはおやおや、中の人たちがちょうど来たところ?スペースに向かって左側には4~5人がいて、
うん、これは列だな。
と最後尾についてほどなく「いつの間にw」と、見咎めにやって来た@++さんも並んだこの列は通路をじわじわと延びたけど新刊コピー誌は製本済み、頒布は早々にはじまりそうだね。お隣のサークルさんと新刊を交換しながらスペースの準備をしている光景は微笑ましいね。
だから気付かなかったのは微笑ましくない光景、
中の人 「え、これ、どうなってるの・・・?」
スペースの右側にも列があるのは一体。そりゃあ誉められたものではない自主列だけど、こっちは早々に延びていただろう。ましてやその右側に並んでいるのは某巨大掲示板で人気の、髪型に特徴のある有名な転売屋さんほか、無料配布をしくじりまくるような私とは格が違う人たちじゃん、そんなことに気が回らないわけないじゃん。
で、中の人が戸惑いの声を上げるやお隣のサークルさんが凛と、「こっちが先ですよ」と左側に延びた列を指す大岡捌き、「いっぱいありますから大丈夫ですよ」と促された右側の列はうしろに回ったけれど、そこまで必死にならなくてもいいのにね。(コピペ
と思いながら12時14分に撤収、都区内パスを有効活用して銀座に向かえばDOVER STREET MARKETの限定アイテムがラス1で買えたヽ(´ー`)ノとか、うん、今日は悪くはない日だよ。ニュートーキョーでおかわりしたビールも美味しくて。
Mar 16, 2013
音樂劇 千本桜
ボカロ厨とアケカス、どっちが多いのかな?と間抜けなことを思案しながら向かった博品館劇場、13時の部の男女比は1:9 orz
考えてみれば尤もだけど肩身が狭い・・・ので、出演を寿ぐスタンド花が芳しいロビーの物販列に並んでがらがらの男性用トイレで用を済ませるや、まして若い人ばかりで賑やかな劇場内に潜入、座席に早々に。やがて照明は落ちて、ステージに現出したのは
大正兇変による平行世界。
千本桜は枯れ、終末を迎えようとしていた世界は、ドクターとその細君の犠牲で救われるのだが。
軍靴の音は高らかに、クーデターは秘めやかに。神憑特殊桜小隊は影憑を追って。
その先に在る結末ははたして。
未だそんな物語に突入しないプロローグのあとのオープニング、曲はovertureではなく勿論「千本桜」。嗚呼、はるきゃんが可愛すぎて辛い・・・のは当然だけどこら、アケカス。舞台をちゃんと観ろや。
ええ、己をそう律して、影憑が人を喰らうようにガチで楽しんできましたよ!
それにしても靑音海斗役の加藤和樹さん、鬼龍院曾良役の岸祐二さんの歌唱、声量は凄まじい。
はるきゃんも上手いんだけど、迫力という点では・・・と思うもクライマックスのそれは圧巻。演劇には暗いけど、プロに伍して恥ずかしいものではない!と。
錬とのダンスを桜を揺らす春風のように軽やかに、綺麗な弧を描きながら踊ったみおりんも、そのクライマックスが衝撃で。
ふたつの物語が絡み合い、やがて迎える結末は哀しいけれど大団円。
エンディングでは思わずサイリウムを振りたくなって(振ってません持ってきてません)、二度に渡るカーテンコールでは出演者のみなさんと、未來と鈴に拍手を、主役の加藤和樹さんに喝采を贈って劇場をあとにしました。
ニコニコミュージカル第10弾『音樂劇 千本桜』
公演 2013年3月13日(水)~3月24日(日) 全17ステージ
主催 ドワンゴ
原作 黒うさP/一斗まる『千本桜』
演出 茅野イサム
脚本 三井秀樹
出演 加藤和樹 石田晴香 岸祐二 富田麻帆 市川美織 長谷川愛 高崎翔太 鳥越裕貴 湯澤幸一郎 小林健一
Mar 10, 2013
キャビン
「山奥の湖畔に立つ山小屋へ、バカンスへと向かった5人の若者。地下室に隠された古びた本の呪文を読んだとき、森の中の何かが目覚め、彼らに襲いかかる・・・」
そんなベタな粗筋とスチールは、原題の『キャビン・イン・ザ・ウッズ』のままで上映された昨秋の映画秘宝まつりのときのもの。
内容に迂闊に触れれば即座にネタバレな作品であり、ゾンビ手帖の昨春の記事のトレーラーでも強調されなかった本当のプロットには、日本公開を目前にして公式が挑発的な惹句とともに言及。そう、「よくある」スラッシャーのはずが「監視カメラ」「仕掛け」「罠」「脱出」「生中継」「ゲーム」と来れば最近のスリラーに「よくある」展開、生き残りを賭けたゲームやスナッフビデオのような話なんだろうな、と思うはずの観客に突き付けられたコピーはと言えば。
「あなたの想像力なんて、たかが知れている」
・・・ふん。ただ徒に捻っただけの、作り手のマスターベーションをまた見せられるんじゃないだろうな。
そんな天の邪鬼な気分でスクリーンと対峙するや物語の冒頭がそもそも「よくある」スラッシャーに非ず、従い観客にいきなり提示されたのは、その先にある「絶対に予想できない」結末が分かるかい?という挑戦状。
とはいえ何も身構えて観る必要があろうはずはなく、それはもうキュートなヒロインのデイナに魅入って、登場するシーンからして死亡フラグが立っているお調子者、マーティの講釈になるほど、プロットを序盤で提示するわけだなと感心して、機知に富んだ科白とテンポのよい展開、パロディやオマージュを観客は楽しめばいいだけ。
しかし、若者たちが山小屋に到着したときの、そして地下室の扉が開いたときの、『死霊はらわた』との構図の相似に何かを推察できた人こそが真のホラー映画通。
それが観客の想像力の先を、と作り手が企図したもので、うん、クライマックスはもう一度劇場で、BDで確認したいなあ、と思うものではありました。
ただ、そのクライマックスだけがちょっと冗長、あるいは詰め込みすぎ、スラップスティックに突入する契機にこれ、組織が間抜けすぎないか?と思ったのもまた事実。シッターソンの最期の言葉や、シガニー・ウィーバー登場のサプライズには高まるけれど、それらをより巧みに織り交ぜて叩き付けて、ラストシーンに誘うようなグルーヴが欲しかったところ。そのラストシーンも何かこう・・・と貶そうと思えば貶せるものですが。
とはいえ、今年前半に公開されるホラー映画の注目作のひとつとしては上々の出来。
劇場には聞こえよがしに笑い声を上げるホラー映画通がいたけれど、さすがは『クローバーフィールド/HAKAISHA』のスタッフ、そこまでではないライトな層も、映画秘宝だからなあ・・・と懐疑的な向きも、楽しませてくれる作品とは言えるでしょう。
キャビン THE CABIN IN THE WOODS
2012年 アメリカ
配給 クロックワークス
製作 ジョス・ウェドン
監督 ドリュー・ゴダード
出演 クリステン・コノリー クリス・ヘムズワース フラン・クランツ リチャード・ジェンキンス ブラッドリー・ウィットフォード
Mar 3, 2013
僕だけのアリス3
僕アリとインマスは皆勤なのが何だか何か。
インマスについては理由があって、東商センターのとある同人誌即売会で外警や一般待機列の形成と誘導、カタログの販売といったスタッフをやったこともおんなじ所以。ああ、斯かる日の斯かる日曜日。
武蔵浦和や池袋ではなく秋葉原で総武線に乗り換えて向かった浅草橋。
「10時以前に来たら●す」(意訳)とのサイトの注意書きに忠実に、東商センターに潜入したのは10時ちょうど、スタッフさんの掲げるボードを見て3階に行けばサークル入場がちょうどはじまったところ。列は1階で作るとの案内に引き返した10時04分の時点で一般参加者は40人弱、そのうち男は1/3といったところ。もっと多いかなと思ってたけどね。
来た順に大体で、と10時13分にスタッフさんが誘導を開始、譲り合いながら大体の位置に並んで上った3階に形成された一般待機列の延びは凄く、だけどアイマスオンリーの参加者は訓練されているので10時40分のアナウンスに
スタッフさん 「開場前の荷物検査にご協力くださーい」
運営の苦労は慮れど戸惑うことはなく、「新宿の壁厨乙」とか余計なことも考えず、やがて迎えた11時。
ホールとスペースの拡張、盛況を喜ぶ会話が聞こえてきたから、ゆめゆめ女性のみなさんの邪魔をしないよう、はしたないことはしないよう・・・!
そうして入場→直進→右折して、黒い布で本を覆ったスペースの「30分~1時間で戻ります」という告知を指さし確認しながら入口の対角線に一気に移動、この外周にもう延びていた女性の列を回り込んで今日の初動はうたかた倶楽部。
新刊コピー誌を捕獲するやカニ移動して混○レ○ィース○ジオの不在も指さし確認→チラリチョチョやLOVE JUNKIESの新刊を押さえて、ノーチェックのサークルさんの列にも乱入して只今11時07分、序盤のミッションは終了・・・おっと、島中にひっそりと配置した主催さんのサークルの持っていない既刊コピー誌を買わないと!
あとはもちろん全巡回だけど今日はエ■本は買わない所存(`・ω・´)なので11時20分にひと段落、会場の隅でシールラリーのシールを台紙に貼ったりうろうろしたりうろうろしたりJ.○.C★e.g○!!のそばをうろうろしたり。ていうか会場の角にばらばらに、時限になるサークルさんを配置したのは心憎いよね!と余計なことをほざいていたら11時36分にやって来たJ.○.C★e.g○!!の中の人。すかさず延びる列の、まあまあ上品なポジションで捕獲して時限は
あとふたつ!
そのひとつは実は知らないサークルさん。カタログのカットに惹かれて買おうと思ったところで、11時49分から頒布された新刊の奥付を見ればn○g○○dlife・・・あ!合同で変名だったのか!ビッグサイトの僕アリ2で列が過激に延びたあの!
新宿から「カタログの作家名もチェックしろこのクズ」(意訳)とツッコミが入ったので11時55分、反省するためにトイレと喫煙所に行って・・・何はともあれあとひとつ!
でも一体いつになったら・・・と会場の隅で今日買った冬涼本や冬涼本を読み耽っていても、ジュピターがモバマスに耽るコピー誌の頒布がはじまる気配はなく。基○屋Pさんの「シールラリーのくじ引きをやるから散れこのクズ」(意訳)との指示に従って会場をまたうろついて、この活況と完売の嵐は凄いや・・・と改めて感心したものの、スペースから離れません!は基本だしなあ。
とはいえここにくじ引き列を形成するのならしばらくは、と12時33分にまたニコチンを摂取→混○レ○ィース○ジオのスペースを確認したら、いつの間にか「13時15分」との告知が書き添えられていたので
死亡フラグを立てるか( ゚Д゚)y-~~
と12時41分に敢えて退場。だってお腹が減ったし喉も渇いて!と浅草橋駅前の大通り沿いにあるすき家で白髪ネギ牛丼のサラダセットとビールをやっつけて会場に引き返した13時07分の状況に変化はなく、その挙げ句に「あー、もう戻って来た。つまんねぇ」「エンターテイナーとしての自覚をだな」と説教されるとか。あのですね、フラグはちゃんと立てたでしょう!
で、粛々と離れないでいたら告知は「13時30分」に変更、まあね・・・と思ったらやがてスペースに動きがあって、次の告知を見れば「列は廊下に作ります」とのこと、スタッフさんのアナウンスは「はーい、ゆっくり静かに移動してくださーい」。
13時23分、ついに形成された男ばかりの混○レ○ィース○ジオ列の整理をしながら基○屋Pさん曰く、「おかしいなあ。今日は女性向けのイベントなんだけどなあ」。そして13時34分に列は会場内に誘導されて、パケットでの頒布がはじまったのが13時40分。新刊コピー誌をつつがなく確保したなら漸く列が捌けていた、シールラリーのくじ引きに挑んで13時43分に退場して。
熱心に丹念に準備された同人誌即売会は絶対に成功するべき。
だからどうしようもなく気分よく、浅草橋をあとにしました。
Mar 2, 2013
「So long !」全国握手会関東1
でも現場で買えるからと10時19分に西武球場前駅に降り立ったあとは、イベント参加券を交換するための列がとぐろを巻く光景を横目に物販に直行。まずはチームBのサイリウム、あとは「So long !」のフォトアルバムとはるきゃんの・・・「B-2」の推しタオルをくださいな!
売り子さんが商品の確認をする折に「フォトアルバムと、えーと・・・・・・石田晴香さんのタオルですね」と詰まったことに、「おいこら。前の人には『大島優子さんと横山由依さんですね』とスムーズに言っただろ(メ゚Д゚)」と憤ったり憤らなかったりしている暇があったらさっさと入場しろ>俺、と10時49分に交換した座席指定券はスタンド、握手整理券は8806番。うーん。
直行してたらアリーナにギリギリ潜り込めたのかな、のなめのイベントで運を使ったからどのみち無理だっただろうな・・・前から2列目だとネットが邪魔でステージが見えづらい(´・ω・`) けど西武池袋線の空調が暑すぎて茹だった身にはそれほど寒くなくていいや、と己の甘さをさらに露呈したのはあとの話。
まだ時間があるのでトイレを済ませてニコチンとホットドッグを摂取して時間を潰して、
そして始まらないミニライブ。
12時に「用意に手間取っていて遅れます」とのアナウンスはあったけど、被災地訪問のVTRからの「誰かのためにプロジェクト」の紹介がはじまったのは12時30分。それはまあそれだけど、観客は徒に凍えたからミニライブが終わるやみな・・・というのもまたあとの話。
戸賀崎総支配人に総監督、ゆうことまゆゆから活動の報告と、震災復興ソングの新作「掌が語ること」の無料配信と義援金窓口についての告知があって、そして「会いたかった」でミニライブの幕が上がったのは12時43分のこと。「So long !」のミリオンセラーの御礼のあとはイジリー岡田さんが登場しての企画のコーナー「むちゃぶりクッキング」。
入場するときにもらったカイロが効かず凍えて観覧したそれは、箱から引いたプレートに名前が書かれていたメンバーがオムレツを作るというもの。選抜されたのは麻里子様とともちんと師匠。みな料理ができるのでネタっぽさが足りず、花粉症でズビズビしながら総監督曰く「飛び抜けて料理ができない柏木さんだといいんですけどね」。いやいや、べっこうあめの作り方をアツく語っていたじゃあないですかw
はたして3人の手際は悪くなく、ネタはと言えばひとりだけIHクッキングヒーターの調子がよろしくなかったともちんの機嫌が微妙になったことくらい。その間、他のメンバーはスタッフからカンペで「パンツが見えそうなので気を付けて下さい」とツッコまれるほどにステージの袖に座り込んでだらだらしていて、
総監督 「小嶋さんが飽きてまーす」
こじはる (そんなことはないと)「楽しみー」
総監督&イジリー岡田さん 「心がない」
アリーナでは子供が走って遊びはじめるなど観客もダレ気味・・・なことはなく調理は終了。他のメンバーがA~Cのオムレツを食べて、どれがいちばん美味しいかの投票をして優勝を決めるというこの企画、タマネギに火が通っていないとCはdisられまくり、そして「Cを作った人は生理的に合わない」とまで言ったゆきりんはいじられまくり。
ゆきりん 「そんなこと言ってない!Cは絶対篠田さんか板野さんなんだ!」
状況を知っている観客は爆笑、ゆきりんの想像通りにCを作ったのは麻里子様で得票はゼロ、優勝したのはBのともちんで師匠に大差をつけての圧勝。IHクッキングヒーターの不調で時間がなくて、卵やチーズに火が通りきらなかったのも奏功したみたいだね?
そしてステージは「So long !」に移行するのですが、ここでカイロと一緒に入場時にもらったわけのわからない布の種明かしが。
それは歌の中で一緒に振ってください、という意味の桜色のスカーフだったこと。言われてみればなるほどだけど、付近一帯では苦笑が・・・いや、実際ドーム全体でそれを振る光景はメンバーが言う通りなかなかに綺麗でしたよ、ほんとうに。
で、セットリストが「ファースト・ラビット」「重力シンパシー」と続いたあとの発表は
メンバーの大量卒業。
・・・というのはこの春に中学、高校を卒業するメンバーの紹介のこと。中学を卒業するメンバーには作文の宿題が与えられていて、握手会に参加するかとれなだけは書き上げてきた原稿用紙を読み上げたけれど、忘れた、というストーリーのほかのメンバーは居残りで仕上げる、しかもひとりはグラウンドに用意された巨大な原稿用紙に巨大な筆で書くという企画はのちほど。
ミニライブの最後は師匠のピアノの伴奏、生歌での「桜の木になろう」。いや、これはよかったね。
そうして13時58分にミニライブが終了するやアリーナからみな一斉に退場、スタンドの観客ともどもわらわらと階段を上ってゆく光景になんだこれはと思うも喫煙所に向かえば疑問は氷解、女性用トイレには長蛇の列。そりゃあなあ・・・分かっていたけど西武ドームの寒さは凄まじいわと私もニコチンとホットコーヒーを摂取。握手会のアナウンスがあったのは14時34分で、さて。
時事ネタもあるから今日はまずりっちゃん&麻里子様の8番レーンだな( ゚Д゚)y-~~ とモニターを睨んで、そして整理券の10000番までが握手が可能となったのは15時15分。
私 「花粉症は大丈夫?」
李 「大丈夫じゃなーい!」
私 「来週女友達とルミネに行きます!」
麻 「あはは!」
やべえ、ロリコンだからこのレーンに来たのに顔をくしゃくしゃにして笑って見送ってくれた麻里子様ってば可愛い。背もそれほど高く見えないや・・・俺は平均的な身長だけど。
そんなことを考えながら退場→あと2枚ある参加券を28805~6番の握手整理券に交換して15時35分に再入場。余韻に浸るのはさておき、暖かいものを食べないと死ぬ。豚汁だのなんだの、売店では完売の札が目立っていたけど、ゆうこの1番レーンの無双状態や、巨大作文に勤しむさっきーの字の上手さに感心しながらうどんを掻き込んで、ひと息ついてほどなくの16時19分に2番レーン、3番レーンは30000番まで握手可能に。それっ!
で、ネタは考えてはいたけれど、ゆきりん&師匠の2番レーンで私の前にいた人たちはほとんど語らず、無理矢理ギャグをかますのもウザいかな・・・とありきたりのことしか言わず握手を済ませて退場→再入場、いや、それもつまらない!(←ウザい)と並んだ3番レーン、
私 「イラスト、可愛かったです!」
板 「あー。うれしー」
と板野△の可愛さに動揺、かとれなに言おうと思ってたフレーズがふっとんだ俺はまだまだアケカスとしての修行が足りないな・・・と猛省しながら16時33分に撤収。西武池袋線の暑い空調をありがたく思いながら帰路につきました。