Oct 10, 2010
True my Family5
天気予報は外れることなくそぼ降る雨。
こんな日に即売会やんじゃねえよと思ったけれどJR浅草橋駅の東口を出て仰いだ空から落ちて来るものはなく気分よく、方向音痴が向かおうとしたのは文具共和。
それは明日だ。しかも行かない。
すぐに間違いに気付く程度には隙のない私が初めて参加する東商センターの同人誌即売会、TmFの一般待機列が形成されたのは屋内、1階の広い駐輪場。
時折行き来する、マンション部分の住民と思しきおじさんやおばさんは列を訝しがることはなく、ああ、きっと慣れているんだね、アレな連中がまた群れてるけどまあ、と見逃してくれているんだね・・・
建物の裏手には鈍い色の流れる隅田川、その向こうには雲に覆われたスカイツリー。
世界の終焉みたいだね・・・とかくだらないことを考えているうちに、やがて即売会は始まるはず。
はたして10時50分、スタッフさんから予備移動を告げるアナウンス。
ただ、マンションとの兼ね合いで階段の使用は不可、業務用エレベーターでパケット移動するとのこと。
これって話には聞くけど経験がなくて、「順番を崩さないようご協力をー!」とか言ってるけど、現時点の一般参加者は50人少々だけど、大丈夫なのかな?
ところがさすがは業務用のエレベーター、すこぶる広くて収容力が半端じゃなくて。
そしてスタッフさんが、「はーい、訓練されてるみなさんでしたら大丈夫ですよねー!」とか言いながら隊列を維持するために、エレベーターの中で列を一周させたことになんだこれは( ゚Д゚) と思いながら誘導された3階の、会場外の廊下であと数分待機することになって少しして、今度は開場方法についてのアナウンス。
TmFに参加したことがあるなら周知、一般参加者がみな入場を終えて、思い思いのサークルさんに散ってから開場が宣言されるということは分かっていたから、
ローリングスタートじゃなきゃどうでもいいわ。 ( ゚Д゚)y-~~
と独りごちているうちに10時57分に入場がはじまって、初動人気は会場奥の端のOl' '55と手前の端のねむ荘か・・・と状況の確認に勤しむ暇はいまひとつ、さあ、主催さんが開場を宣言しましたよ!
で、そうしたあたりとやはり人気のRiceCandyをまず確保、製本しながら頒布していた常冬のバカンスのコピー誌も捕獲したし、有○女陰のスペースには「ペーパーはねえ!文句あるか!」(意訳、でもない)という告知があるし、S○PERピ○イタイム!は もちろん いないしミッションは音速で終了。
本部の委託販売でひとくちリンゴの新刊も押さえたあとは全巡回、多少の血栓はあったけど、時限販売とまでは言えない、頒布が微妙に遅れたサークルさんのスペースは微妙に端に近い配置だったので混乱が起きることもなく、会場内はすこぶるまったり。
そしてこの東商センターのよかった点はフロアの端、エレベーターホールの先に喫煙所があったこと。
ニコチン中毒者にとっては都産の台東館がフロア毎に灰皿があって嬉しかったけどそれはエレベーターのすぐそば、喫煙がむしろ憚られるところがあったから撤去はやむなし、でもやっぱ・・・と思っていたから一応隔離された場所にあるこの清浄器付きの喫煙テーブルはグッジョブですよ。
だから見知ったそこの某非喫煙者、隅田川を眺めにわざわざ来ない!
と、ひと息もふた息も入れながら13時27分の予定調和、SU○ERピア○タイム!の時限販売は中の人が本部に見本誌を提出している光景をたまたま目撃していたこともあってしなやかに確保。
ここらでそろそろと食事をとるためにいったん退場、雨は落ちてくるどころか晴れ間さえ見える10月の空と台東の街は、ああ、なんかいいカンジだよね・・・
気分がいいから、本部に展示された景品の色紙で欲しいものがあったから、 ゲットしたら明日の某傀儡に恩を売れるものもあるから アフターイベントに参加しようかな!
即売会の終了が告げられて拍手が上がったあと、机を光速でどけてはじまったジャンケン大会。
司会は主催さんともう一人、女性のサークルさんだったというのに品性を疑うものを織り交ぜながら繰り広げられた争奪戦は、景品が今日も豊富でなかなかに楽しかったから。
ことごとく一発負けを喰らったのはいつものことorzだからまあいいや、ドラ焼きにはなぜかご相伴にあずかれたことだし、Ol' '55の新刊には「アタリ!」の写真プリントが挟まっていたしね!
そうしてイベントがほんとうに終了、解散したあとは見知った人たちとの中華屋での飲み会に突入。
飲み放題コースだと生ビールがピッチャーなのが問題で、手酌でぐいぐいとやって酔い放題になるのが難点、万が一にも潰れて明日の朝寝過ごすわけには・・・と適当に逃げて帰宅するや俺妹の録画予約を忘れるような隙もなく、サークルチェックに勤しんだ私は賢明だと思うんだぜ!