Mar 21, 2010
さきすぺ
水戸を選んだ人は「咲-Saki-」を語るの禁止な。 ( ゚Д゚)y-~~
遠征は滅多にしない私がホテルや高速バスを粛々と手配して、「水戸に行くよな?な!」というMotherlandさんの恫喝も振り切って向かったのは長野県飯田市。
・・・・・・ふっ。これがジャンル愛というものさ。
ただでさえジューシーな咲オンリー、聖地での開催なら、じっくりたっぷり舐るように味わわせていただきますわ!
新宿高速バスターミナルから漲っていたそんな嫌なリビドーを抱いたままホテルニューシルクで過ごした夜が明けて、飯田文化会館に出撃したのは8時51分。
開場は12時だから、そんなはしたない一般参加者なんか7~8人しかいやしねえ。
やがて9時18分にワハハカー=スタッフさん御一行が到着してしばらく経っても待機列を形成する風情はなく、電車やバスの始発組だったのかどうなのか、参加者がまとめてやってきたあとに降り出す雨。 orz
10時31分、ここでやって来てくれたスタッフさんが人だかりを館内へ誘導、そしてようやく10時46分に、40人あまりの一般参加者がロビーに集結したところで唐突に、しかしユルくはじまった待機列形成で大過のないポジションを確保して。
「みなさんなんで水戸に行かないんですか?w」というスタッフさんのツッコミに「・・・・・・ふっ。それはジャンル(ry ていうか水戸には傀儡を 」と独りごちながら、開場5分前にしてトイレに駆け込む優希を生暖かく見守っているうちに開場の時間。さあ!じっくりたっぷり舐るように!
スタッフさんの「直進はできませーん!」というアナウンスに従って入場するなり左折、みりおんばんくのスペースに1人しかいなかったことに、(ならまずここか)(いや、買う冊数が冊数だからその10数秒が)(もし抱き枕があったら命取りに)と思いながら、
聖地なら初動はやっぱ薄荷屋で!
サークル参加者がすでに30人くらい並んでいたのはだからまあいいんだけど、開場寸前に100人に届いた一般参加者の入場が終わるまでのロックが炸裂、その間に列が延びてゆくみりおんばんく。
さらに薄荷屋は1限とのアナウンスが轟いて、うん、サークル無双を封じるならそうだよね。でも、
れいんたん、ピンチだし!
そう、 傀儡のために 薄荷屋は4冊確保する必要があった私、やがてはじまった頒布のスピードはさすがに早く、とりあえずループして2冊ゲットしたところでみりおんばんくにダッシュ、こっちは5冊とか手にしていた人がいたからヤバいかも!
私 「あ、あの、限定はありますか?」
中の人 「 転売屋かお前は いえ、まだ特に」
よし!と転売屋のような冊数を確保したあとは、また薄荷屋をループする簡単なはずのお仕事です!
けれど焦る気持ちを嘲笑うかのように列は動かず、いったい何が?と前方を見やったら、頒布をいったん中断させて列をバルコニーに逃がすようにしたからか、と。
なにはともあれ3冊目を確保したけれど、スペースに積まれた新刊の数はもう・・・そう思いながら駄目もとでさらにループ、そしてまるで届かずに12時16~17分につつがなく完売。ああ・・・これで、
「薄荷屋の新刊はQ○:flapperやb○lze.と引き換えですよ(暗黒微笑」
とかもう言えなくなったのはともかく、もっと上手く立ち回っていたらどうにかなったよなあ・・・と思いながら全巡回をして のどっちのふざけた胸の脂肪の鑑賞と ニコチンやタコスの摂取で気を鎮めた12時56分、麻雀卓は空く気配がないから巡礼に向かおう・・・傷心を抱いて。
原作が陳列されていたコーナーに私も観光案内所で頂戴したマップがあって、そこに書き込まれていた場所を目指して飯田の、坂道の多い街の散策のはじまりです。雹が降ってきたけど気にしない!
・・・。
案内板に従って風○高校に行って不審者と思われたら困るしまあ実際不審者なんだけど、そういうことは気にするので右折はせずに左折、広大なかざこし子どもの森公園の中で迷って、うわ、アフターイベントに間に合わないとか!
と不安になったけどそこまで馬鹿でもないので脱出に成功、あ、今宮神社に繋がっているんだ!と参詣もできたので14時10分に飯田文化会館に帰還、闘牌の模様や落書きコーナーを眺めて時間を潰して。
のどっち 「本部にカツ丼が届きましたー!」
そんなアナウンスに会場中が爆笑したあとの15時02分、即売会の終了が告げられた時点でまだ残っていた一般参加者は少なくとも50人、うん、これは上々だよね。
そして、いまだに麻雀に興じている人たちはガン無視で、カツ丼を食べ終えた司会の人が声を上げて15時19分に始まったアフターイベントはお馴染みのジャンケン大会。
サークルさんが提供した色紙や一般参加者が提供したグッズの数々の争奪戦、衣風に改造されたホイホイさんのガレージキット、いいなあ・・・と思ったけれど、ここ一番で勝てる勝負強さなど今日の私にあるはずがなく、だけどある景品で勝ってしまって、わーい、のどっちが手渡してくれたよ!
ジャンケン大会が終了したあとはほかの咲オンリーの主催さんたちの挨拶があって、日程がまだ決まっていないところでは清澄高校麻雀部の楽園が今秋に開催予定を発表するとのこと。
まあ、さしあたっては来月の名古屋遠征ですけどね!
とかなんとかやりながら15時44分に閉会したさきすぺはほんとうに楽しかったから。
駅前のお土産屋さんに入って、さて、何を買おう?名物なら蜂の子とかざざむしとか・・・
ありえないし!と山菜や蕎麦を買ったあと、もう少しだけ飯田の街を歩くことにしたのでした。
満ち足りた気分で、東京へと向かう高速バスを待ちながら。