May 26, 2008
第5回博麗神社例大祭
あー、なんかケータイのアラームが鳴ってるけど、雨の音も聞こえるしー。
と、二度寝に勤しんだものの30分後にはしっかりと目が覚めてしまい・・・ちっ。
いやいやいや。
雨はなぜか止んでいるし、ずっと傍観してきた例大祭、その新たな舞台の有明へ、さあ、出撃するんだぜ!
修羅場となるであろう即売会はスルーして自宅警備に励むほうが、たとえ賢明だとしても!
そして国際展示場駅に着いたのは8時43分、トイレを済ませて改札を出て、やはり落ちてきた雨を恨めしく思いながら西ホールへ・・・うん?
なんか列が駅に突き刺さっているんですが。
うどんげ、いや、どんだけ~などと我慢するべきギャグを思いついてみたり、そんなのカンケェーねえー!と意気込んですぐに最後尾につく気概もいまひとつ・・・だったりで、8時52分にやれやれと並んだのは、パナソニックを右うしろに見る4列縦隊2本目のまんなかくらい。
そう、所詮4列縦隊なんだから、もしかしたらそう悲観するほどの人数ではないのかも!
でも、一般参加者を整理、誘導しているスタッフさんたちはみんないかにもテンパってるし、曰く「カタログは完売でーす!」「列が移動したあとで買って下さーい!」でどっちなんだとか・・・やっぱ悲観しておいたほうがよさげだね。
さらに、9時11分に「はーい!列が来まーす!」と4列縦隊の3本目が誘導されてきて、阿鼻叫喚はいよいよ濃厚、そして9時30分頃には・・・豪雨キタコレ! orz
ああ、ロケット燃料★21が委託することを知らないままでいたなら・・・!と今さら思っても詮ない話、不参加の友人たちに「欲しい本があったら買って来るんだぜ!」とかメールしてさらに自分を追い詰めたりしているうちに、開場時間の10時が近付いてきたのですが。
どうせしばらくは動かないだろうと思っていた10時01分に1本目の誘導がはじまって、あ、それなりに早く入場できるのかな♡と思うもそれはジョー○アマックスのように甘い考え。
やがて1本目はまったく動かなくなって、しかしやぐら橋の向こうには一般参加者の列は見えず・・・入場規制かなあ。
そうこうしているうちに10時15分、これじゃあロケット燃料★21の新刊はもうアウトかも・・・
さて、絶望するかorzと思うや10時30分に我が2本目もようやく移動をはじめて、そのあとはコスプレ広場でちょっと蛇行をしたくらいでスムーズに西4ホールに辿りついて。
ほんとうに完売しているならフリーかな・・・とは思いながらもカタログをバッグから取り出したところ、入口付近のスタッフさんはチェックをする風情がないのですかさずしまって、まいさんのマップだけを手にしながら入場したのは10時44分、さあ、初動はホットドッグチャック!
・・・なんだけど、ここは広いはずの中央通路なんだけど、コミケ1日目の企業ブースや3日目の東ホールのほうがまだマシなんじゃね?
私もまあいちおうは訓練されているんで怯んだりはしないし、この時間であれば会場内が沸騰しているのはもっともだしと、人の流れに身を任せてじりじりと中央まで進んだところで@++さんに遭遇・・・するかなあ、この無間地獄の中で。さすが烏帽子親♡(違
私 「ロケ燃はもう完売しちゃいました?」
@++さん 「ていうか、もうすぐ限定なしになりそうなんだけどw」
はい?と、ホットドッグチャックにようやく吶喊、激しく蛇行している1列縦隊の最後尾についたところ、10時52分にほんとうに5限から限定なしになったのはともかくも、ロケット燃料★21が10分足らずで買えたのはなによりの僥倖だ・・・ さて、帰るか。
で、次に向かったのは、友人ふたりからリクエストのあったのきしたのらくえん。で・・・なんて自己犠牲の精神に満ち溢れたアテクシ!と。 ホットドッグチャックの4つとなりのスペースだしな。
その次はすぐそばのアンニュイ赤蛸に向かうべきなんだけど、列はきっと長いだろうし、この一帯はそれを確認することすら躊躇われる状況なので、会場を縦に分断しているとらのあな列を乗り越えて、ああ、このあたりはふつうに歩くことができるよ・・・とほっとしながら会場の右端、「ろ」の島へ。
でも、ゆかい絵本は新刊なしですか・・・( ´・ω・`)
実況のクリアファイルも読み耽っている先客がいたので、りべるて→がらくた帝國とこの付近のサークルさんの新刊を買うことにして、さらに会場内を真逆へと引き返すことに。
コミケのほうがまだ(中略)な人混みをまた突っ切って、SINIZONで無料配付コピー誌をつつしんで頂戴したあとは御茶ノ水木人会の新刊を買って・・・ここでさすがにアンニュイ赤蛸に向かうとしましょうか。
はいそこ、ショップで買えるじゃんとツッコむのは無粋ですよ。同人誌は即売会で買ってこそ!(どの口が
などと、この時点ではまだまだ元気溌剌、「暑い!」と不平を漏らしている参加者を、ふっ、まだまだ訓練が足りないな・・・(´ー`)y-~~と微笑ましく思うゆとりもあったのですが。
もはやまともに通行できなくなっている外周通路をじりじりと進んでいると、双方向だというのに前を歩いている人を追い抜いてわざわざこっちに突っ込んでくる輩が少なからずいてなんだかなあ、と思いながらアンニュイ赤蛸の最後尾についたのは11時13分。
列がそれほど長くないことに安堵したのも束の間、もう総集編しかないんですかそうですか・・・
じゃあ新作のほうはショップで。(ぉ
これで心が少しだけ折れてしまったか、カタミチキップを経由してから向かったCYTOKINEも完売していたことによるものか、俄に消耗がはじまって・・・酸素もなんか薄くなってきたような気がするよ?
だから、NURSERY TALEの新刊を買って、ノヘッパDo!でペーパーを頂戴して、あちいとカーディガンを脱ぎ捨てたそのあとは、ゆかい絵本の実況で今日のこの凄惨な状況をあらためて確認してから・・・
はい、撤収させていただきます。
ていうか、さ。
この混雑した会場内で立ち止まって友人同士で雑談していたりとか、ケータイで話し込んで通路を堰き止めてみたりとか。
「列の途中」札を受け取ってそこに並ぼうとしたりとか、ホットドッグチャック列では割り込みを3人ほどブロックする羽目になったりとか。
訓練されている人間が参加すると、もれなく不快になれる即売会なんですね。わかります。
かくして、とらのあなブースで「あたいチルノ」の完売の告知を、入退場口で「カタログがないと再入場できない」旨のなにそれ?な掲示を眺めながら、まだ入場列があることも凄いけど、退場する人波と交差してもうgdgdだね・・・とか思いながら11時43分に退場。
すこぶる快適そうな西3ホールの乙女イベントを外からちらと一瞥しながらエスカレーターを下りて、クリスタルラウンジの喫煙室でひと息ついたあとは、さて、再入場・・・するわけもなく。
ビッグサイトをあとにしてアキバに移動、東方コーナーのディスプレイが艶やかなとらのあなにはまだアンニュイ赤蛸もCYTOKINEも見当たらず、メロンブックスはといえばレジ列はもちろんとぐろを巻いていて、最後尾札は店に入って右手の奥の壁沿いに浮かんでいる始末、はい、退店。
俺にはやっぱ・・・と、サンクリ40のカタログを慈しむように買ったのみで、とうに雨の上がった5月の空の下を家路につきました。