Aug 4, 2006
打姫(うたひめ)オバカミーコ 実写版
こうしたマイナーなDVDタイトルが普通のショップに入荷されることもなかろうと、秋葉原の石丸電気に行って新譜コーナーから手に取るや、そこには小向美奈子さんのイベント参加券がもらえる旨のプレートが。
ただ、それはリリースされた翌週、ちょうどそのイベントが行われた直後のこと。
レジの店員さんにそれでも構わないかどうか訊かれ、「いや、片山まさゆきさんのサインは確かに欲しかったですが」などと答えることもなく購入、さて、早速鑑賞するとしましょうか。
・・・うん、この胸は確かにグッジョブだ。特にリーグ戦の闘牌シーン、胸の上に付けたネームプレートの角度にはそそるものが!萌えるものが!
それはそれとして、ドラマそのものの按配はと言うと・・・ いやいや、なかなかに楽しめる出来でしたよ。
この手のドラマにありがちなくすぐりが寒かったけれど、それも予想していたことだしね。
どうせなら闘牌のシーンをもう少し見せるものにしてほしかったとか、恭子がきちんと描かれていなかったのがちょっと・・・とか、多少言いたいことはあるものの、小向美奈子さんはがんばっていると思うし、波溜を演じた岸本祐二さんが原作のイメージにぴったりなのもなにより、で。
そして、
「言ってること、わけわかんない」
「わけわかれよ!」
「こうなったら、俺たちはもう勝つしかないんだ!」
人形劇の麻雀講座はいらないと思うけれど、それほど原作に忠実に映像化したことが、サイン入りジャケットやツーショットポラロイドには興味のない、原作のファンを納得させる結果に繋がったように思います。
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