Sep 25, 2005
ハウス・オブ・ザ・デッド
やたら挿入されるゲーム画像は確かに鬱陶しいけれど、「ドーン・オブ・ザ・デッド」のオ○ニー演出ほどには気にならなかったし、ひたすらにゾンビから逃げたり戦ったりするストーリーも、展開がぶっ飛び過ぎの「アンデッド」に比べれば潔いとは言えますが、やはりレンタルで済ませるべきだったなあ、と。
ゾンビ映画のDVDはなるべく買うようにしていて、あの「ミートマーケット」シリーズでさえあまり後悔はしていない私なのですが・・・
序盤はゾンビの館での惨劇やテントにわらわらと映る影など、結構見せてくれたものの中盤以降がどうにもダラダラ。
大詰めで延々と続くアクションシーンも冗長に過ぎ、「ボイス」や「死霊の盆踊り」など、観ている途中で居眠りしてしまったホラー映画はあるのですが、ゾンビと戦うシーンで睡魔に襲われたのはさすがに初めての経験でした。
カーク船長や沿岸警備隊員のキャスパー、あまりの強さに萌えてやろうかと思ったリバティーといったキャラクターは悪くないのですが、(ネタバレにつき背景色テキスト→)その最期は淡白だったり典型過ぎだったりで、喰い足りない感じが否めず。
ゴアシーンについても、ゾンビの頭が飛び散るあたりに新鮮味はないし、倒しきれずに襲われて押し潰されても内臓や生首が乱舞することもなく、レイティングの問題があるのは分かるけど・・・といった按配。
また、「トワイライトはないだろうけどね」などとロメロリスペクトな台詞があるにもかかわらず、頭部を破壊せずにゾンビを倒しているのには納得行かないし!と思ったり、ラストシーンについては(ネタバレにつき背景色テキスト→)「ペット・セメタリー」+「サンゲリア」ですかそうですか・・・としか言いようがなかったり。
まあ、「バイオハザード」シリーズのような作品かと期待して観るとロクなことにならない等、悪評を十分に承知した上で鑑賞したので実はそれほど腹は立ちはしなかったものの、やはり愚作は愚作、というのが結論となるでしょう。
あ、でもオナ・グローアーの乳だけはグッジョブですよ?
ハウス・オブ・ザ・デッド House of the Dead
2003年 ドイツ・アメリカ・カナダ
配給 日活
製作 マーク・A・アルトマン ダン・ベイツ マーク・ゴットウォルド ダニエル・クレッキー
監督 ウーヴェ・ボル
出演 ジョナサン・チェリー オナ・グローアー クリント・ハワード ユルゲン・プロホノフ
ハウス・オブ・ザ・デッド :
» ハウス・オブ・ザ・デッド (MOVIE SHUFFLE-映画専門BLOG)
『HOUSE OF THE DEAD』 アメリカ・ドイツ・カナダ/2003 監督:ウーヴェ・ボル 出演:ジョナサン・チェリー オナ・グローアー クリント・ハワード ユルゲン・プロフノウ タイロン・レイツォ エリー・コーネル 「ロメロの映画が現実になったんだ」 セガの同名アクション・ガンシューティングゲームの映画化。 監督は日本で初めて劇場公開となるウーヴェ・ボル。 出演は「デッドコースター」のジョナサン・チェリー、「キャット・ウーマン」のオナ・グローアー、ロン・... 続きを読む
受信: Oct 2, 2005, 12:13:53 PM
» ハウス・オブ・ザ・デッド (Bon voyage!)パーティー会場であるとある孤島を訪れたサイモンと仲間たち。しかし、会場には誰ひとりとしていなかった。彼らはそんな光景を不思議に思い始め島を探索すると、無数のゾンビが襲い掛かってきた。 出演:ジョナサン・チェリー オナ・グローアー 監督:ウーヴェ・ボル SEGAよりリリースされているゲーム「ハウス・オブ・ザ・デッド」を映画化。 若者でにぎわうリゾート地を舞台に、無数のゾンビが襲い掛かってくると�... 続きを読む
受信: Oct 5, 2005, 4:18:49 PM
» ハウス・オブ・ザ・デッド 今年の226本目 (猫姫じゃ)ハウス・オブ・ザ・デッド ゲームが映画になったのね。 サバイバルストーリーが、あるにはあるんだケド、そんなの関係ないわね。ゾンビ、と言えばいいのかしら? ちょっと作りが悪いんだケド、 とにかく、殺しまくる! これでしょ!! 地元の漁師も近づきたがらない....... 続きを読む
受信: Nov 20, 2005, 5:44:49 AM
» ハウス・オブ・ザ・デッド (ベルの映画レビューの部屋)日活 ハウス・オブ・ザ・デッド ?(2003) 出演 ジョナサン・チェリー (ルディー) タイロン・レイツォ (サイモン) クリント・ハワード (サリッシュ) オナ・グローアー (アリシア) エリー... 続きを読む
受信: Dec 17, 2005, 7:25:12 PM