Jul 12, 2005
ぱにぽにだっしゅ! 第2話
「紅は園生に映えても隠れなし」
闇雲に倣う必要はないながらも、やはり原作には敬意を払うべきだろう。二話まで観てまず思ったのは作り手の姿勢の問題、器量やセンスで原作者やファンを唸らせるだけの代物を見せてくれるのであればともかく、スタジオのセットやらなにやらのオリジナル要素はただただそらぞらしいだけ。
例えば「あずまんが大王」なども、スタート当初はあまりのテンポの悪さ、そして原作独特の間や空気が表現できていないことから叩かれたものですが、この「ぱにぽに」についてはもう何をしたいのかが全くもって見えないよ・・・と。
それでも第一話は、姫子のアホ毛の周りを「マホ」の文字が回転したり、「焼け弁」や「広島県警」といった訳の解らないギャグがあったりと、それなりに見せてくれたような気がするのですが、しかし観ている最中ずっと苦笑いしっぱなしだったり、観終わった後どっと疲れたり。
そしてこの第二話については論じるべきところがなにもなく、敢えて挙げればオープニングは割といいかな、ということくらい。あ、あと次週予告で先週はベッキー、今週は姫子が「おやすみ~♪」と言うのだけはイイ感じではあるのですがね。
ということで本編については殆ど誉められないながらも、次回も一応観ようとは思っていますが、原作のイメージカラーのオレンジが多用されていること以前に色彩設計がおかしくて疲れるということもあるし、いかにベッキーや姫子に萌えていようともギブアップが近いかな・・・というのが正直なところです。
■ FONT>関連リンク
ぱにぽにだっしゅ! 公式サイト http://www.paniponi-dash.com/
Gファンタジーぱにぽにオフィシャルサイト
http://www.square-enix.co.jp/magazine/gfantasy/story/paniponi/
氷川へきる NATIONALMEDIABOYS http://www.netlaputa.ne.jp/~hekky/