May 13, 2005
アキバのディープな歩き方
少女監禁事件の小林泰剛容疑者が特殊なゲームをやっていたということで、報道ステーションでは秋葉原の通行人にインタビューをしているし、きょうの出来事ではメッセ店頭のポスターが映り紀藤弁護士がエ■ゲーの影響について解説、こうしてまたこの街に対する一般人のイメージが悪くなっていくのだなあ、と思ったわけですが。
レジのトレイに「さいたまさいたまさいたま!」と書いてあってもなんとも思わなかったり、最新ソフト売りに声をかけられても「多少銭? ・・・很貴!」とクールにいなしたり、柚原このみがチラシ配りをしていても動じなかったりと、この街を徘徊するためのスキルが身に付いていることは少なくとも誉められた話ではないのだろうな、と。
実際、身の回りのカタギがみな秋葉原というとメイド喫茶をまずイメージするらしいのがなんだかなあな昨今ではあり、そしてこの本の巻頭が延々とメイドやレイヤーであるのを見るに、やはりそうなのか・・・?と思ったり思わなかったりしたわけですが、モデルはもう少し選べ、というのは読んだ人みなとりあえず感じたことでしょう。
ということで内容についての感想はと言えば、本当はもっと濃ゆい内容のアキバBlogの、あのカオス感が薄い点がまず気になるところ。それはまあ本ということを考えるとやむをえないところなのでしょうが、収録されたネタが偏り気味になっている点も食い足りない感じではありました。
あと、サイトのトップにもあるようにLittle Nonネタが多いあたり、今週末にとらのあな横ビルで行われるライブに行かれる方は、顔は隠されるとはいえメディアデビューしないように注意した方がいいかもしれませんね。