Feb 13, 2005
サムライチャンプルー 第21話「悲歌慷慨 其之弐」
まず絵に凄い違和感、作画が破綻しているわけではないけどテイストが違い過ぎ。
殺陣のシーンも、岩が砕けたり雨を切り裂いたりする描写はよかったけれど、動きや構図がこの作品のここまでの文法に合っていないような気も少々・・・
ジンが助けられるエピソードはそもそも面白味を欠くし、だからムゲンとフウのもとに戻ってから魚の話以外でジンがなんら物語を彩ることがない、さらにムゲンが戦うことになるのがなんか唐突、といったあたりも気になる点。
それらは見せるべきカットが欠落しているためで、物語が平坦で陳腐なものになっている感。なにが問題だったかと言えば、小原シナリオというよりはむしろ演出か・・・?
結局この後編、沙羅の描き方が弱かったので全体として崩壊、なんの感慨も生まないストーリーになってしまい・・・
まあ、長崎に向かうフウ一行に対して(ネタバレにつき背景色テキスト→)公儀が刺客を送り込んで来たのは何故?というあたりに、だんだん物語が佳境に入って来ていることが実感されるわけですが、シリアスにふった話はまず破綻したものにならないのがこのアニメの身上だったのに、今回は期待に反するものになってしまいました。なまじ前編がいいデキだっただけに残念。
■公式サイト
サムライチャンプルー : SAMURAI CHAMPLOO http://www.samuraichamploo.com/index.html
* リニューアルされたのですが・・・ (・∀・)カコイイッ!
サムライチャンプルー 第21話「悲歌慷慨 其之弐」 :
全く同感です。何故なんだ?という思い出いっぱいです。
投稿者: 初めて見ました (Aug 26, 2010, 12:38:33 AM)
コメント、ありがとうございます。
ただこの日記を書いて5年、録画したD-VHSテープは行方不明で記憶が薄くて・・・
国内版のBlu-ray BOXは出ないのかなあ。
投稿者: lein (Aug 27, 2010, 12:13:20 AM)