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Oct 3, 2010

シバユウスケ「チェルシー」

チェルシー (2) (まんがタイムKRコミックス) そう言えば入学式のときもこの道を走った。
 何かしなきゃって思いながら、何をすればいいんだろうと思いながら、
 このまま大人になっちゃうのかなって思いながら。

 ねえ、私。あの頃の私、心配しなくていいよ。
 すぐ見つかるから。私にもできることが。夢中になれることが。
 大切な、大切な、大切な場所が。

(アニメ「けいおん!」第1期最終回)


よし!お笑いやるよ!!


何かしたいと思ってたから。
何もしないまま1年がもう過ぎちゃったから、あと2年でみんな離れ離れになっちゃうかもしれないから。

それはただの思いつきだったけど、でも、私たちが楽しいときに楽しい!と思う、面白いときに面白い!と思う気持ちを、見てる人たちに共感してもらえたら!
はたして女子高生カルテット、チェルシーのそんな思いは初舞台の学園祭の、事務所ライブのオーディションの観客に、そして読者に伝わることになるのです。

そしてこの作品で強調されるべきは、高校2年生の春にはじまるたった1年間の物語という特異性。
学園ものとしては珍しく、それはプロットからすればもっともだけど心憎く、だからこそ彼女たちの一瞬の季節がラストシーンに至るまで、キラキラとしたものに映ると言えるでしょう。

生徒会長と副会長、あるいは優季との百合要素・・・はともかく。
悠宇が理系から文系のクラスに転入した理由や、ちょっと不憫な扱いのマドモアゼルといった物語の引き出しはまだまだあるでしょうし、ロッキン雅や柊リズムといったライバルを含めてキャラクターが絶品、たった2巻で完結というのはもったいないとは思うのですけどね。
でも、このあとの物語は、


 優季 「よし!やるよ!」

 悠宇・詩信・幸 「オー!!」


チェルシーや放課後ティータイムが数年後の日本武道館を湧かせるものなのかもしれません。


■ シバユウスケさんホームページ : p o l y z m

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