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Nov 10, 2007

超立体映画 ゾンビ3D

超立体映画 ゾンビ3Dホラーのカテゴリーでは「13日の金曜日PART3」(1981)がやはり3D映画であり、四半世紀前ですら偏光グラスをかけて鑑賞する方式だったのだから、いまの時代に赤青メガネというのは・・・どうなのさ?

そう思う向きは少なくないだろうけど、「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」のリメイクなんだからアナクロさも味というもの、かえって相応しいのでは?と、プロモーションや予告編を見て思っていた私。

池袋シネマサンシャインの発券窓口の片隅に飾られていたシド・ヘイグのフィギュアに心を惹かれながら地下に降りて、叔母の葬儀に参列するために郊外の墓地へとやって来た兄妹と突如襲いかかるゾンビ、そして一軒家に立て籠もる家族やカップルという、NOTLDの新たな世界を堪能することにしたのですが。

ベンが白人なのって・・・おい!
彼が名乗るシーンでは、劇場内にはやはり小さな笑い声を上げた人がいたし、ヒロインは「バーバラじゃなくてバーブよ」だし、トムとジュディはほとんどバカップルだし・・・

オリジナルやリメイクをさんざん観た者にとって、これはこれで趣があるのでそれはまあそれとしても、肝心の作品のデキはと言えば・・・やっぱちょっとなあ、と。

3D映画だからイロモノとして楽しむのが正しいとは思うのですが、臓物が派手にスクリーンから飛び出してくることもなく、多勢のゾンビに襲われるシーンを立体感溢れる映像で見せてくれることもなく。

NOTLDや「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 死霊創世記」とは違って、本作ではエゴイズムの象徴として描かれていない父親の娘への思いや、せっかくシド・ヘイグを配したのだから、墓地の管理人の狂気をもっと強烈に描いていたのなら、ただの企画モノと片づけられない評価も与えられようものを、と思ったり。

だから、「最後の審判」や「宿命」といった台詞は空回りするだけ、死者が蘇った理由を明確にしたこともお気に召さないであろうゾンビ映画フリークもいることでしょうし、これでもしシド・ヘイグがいなかったら、怒ってとなりの観客の首筋に噛み付こうとするマニアがいてもおかしくはない気がするんですよね。

とまあ、ただ単純に久々の3Dホラーを楽しむ、あるいはマニアがやはり義務として観ておくといったネタでしか、本作を観る意味はないように思います。

(文中、ネタバレは背景色にしています)

超立体映画 ゾンビ3D  NIGHT OF THE LIVING DEAD 3D
2006年 アメリカ (2007年日本公開)
配給 トルネードフィルム
製作・監督 ジェフ・ブロードストリート
出演 ブリアンナ・ブラウン ジョシュア・デローシュ シド・ヘイグ グレッグ・トラヴィス

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超立体映画 ゾンビ3D

» 超立体映画 ゾンビ3D (まじめにふまじめ★)
ぶぁはははははははは!!!(≧∇≦)ノ彡☆ これホントに新作映画なの? マジで? 続きを読む

受信: Nov 14, 2007 8:15:34 PM

» ★「超立体映画 ゾンビ3D」 (ひらりん的映画ブログ)
今週の平日休みも川崎のシネコンはしごしての2本立て。 その1本目。 えーい、もう今月はホラー特集に決定だーーー・・・の一作。 ななな・なんと今月5本目のホラー映画ですっ。 あんまり得意分野じゃなかったんだけどなぁ。。。... 続きを読む

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