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Nov 6, 2005

蝋人形の館

蝋人形の館若者たちが郊外で殺人鬼の餌食に・・・というお馴染みのプロットである上にダーク・キャッスル・エンタテインメント作品。

TVスポットを見て「ふむ」と思いはしたものの、「ゴーストシップ」は「見せ場は序盤のソレだけじゃん!」と憤懣やるかたないデキだったことだし、113分という上映時間は地雷だった場合に怒りが倍増しようというもの。

個人的にあまり萌えない無差別殺人ものでもあることだしと、スルーするつもりでいたらかなりの評判。
SAW2」は期待ハズレだったし、もし口直しになれば僥倖と、遅ればせながら観に行ったところ・・・
はたして大当たり!

ヒロインが指を切断されたり顔面をグーで殴られたりするというのも新鮮だし、なんと言ってもその双子の兄の性格付けが秀逸。
無差別殺人ホラーの男性はヘタレなのが相場ですが、役者がベッカム似だからということ抜きに(・∀・)カコイイなあ!と。

鏡に殺人鬼がチラッと映るシーンで観客がどよめいたのも、そうした地味で細かいシーンにも過不足のない巧みな演出が施されているからこそ。
悪魔のいけにえ」や「バーニング」、「デッドコースター」を連想したりといった、ホラーマニアがニヤリとするシーンはあるし、残酷描写も上出来。CG臭プンプンのクライマックスも「まあ、見逃してあげようか・・・ (´ー`)y-~~ 」と優しい気持ちになれるというものです。

クライモリ」などは中盤以降の展開が平板なせいで84分の上映時間が長く感じられたものですが、そういうわけで本作品は、カーリーが「トラックのライトが壊されていることに気付いた瞬間」から加速する狂気と恐怖は掛け値なしに楽しめるもので、また上映中、「蝋人形の館」というタイトルは実に心憎いなあと思ったり。

さらに、ラストでは「またこのパターンか」と思った次の瞬間、「あっ!」と感嘆。
「なぜあの男は存在しない街・アンブローズに彼らを連れて行ったのか」を忘れていたのが迂闊だったわけですが、それもこの作品が観客にあれこれ考える暇を与えずに物語に引きずり込んだ、その優秀さ故かもしれません。

(文中、ネタバレは背景色にしています)

蝋人形の館  House of Wax
2005年 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース
製作 ジョエル・シルバー ロバート・ゼメキス スーザン・レビン 
監督 ジャウム・コレット=セラ
出演 エリシャ・カスバート チャド・マイケル・マーレイ ブライアン・バン・ホルト パリス・ヒルトン ジャレッド・パダレッキ

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